
海外旅行行ってみたいけど治安が不安…。大丈夫なのかな?
まず海外の治安が不安なのは普通なことです。
私も最初は、治安が良いとされるスイスでさえビクビクしてましたからね。
ただ、一概に「治安」といっても
- スリ、詐欺、紛争など種類があったり
- 場所や場面に寄っても危険度は違ったり
など、調べだすとホントに沼です(不確定要素が多い)
よって本記事では、みなさんが迷わないよう体系的に治安についてまとめてみました。
今より安全に、そして安心して海外旅行を楽しみたい方はぜひ最後までご覧ください。
結論:「治安の不安」を解消するには
- 起こりやすいトラブルを知っておくこと
- できるだけトラブルを避けること
- 起きたときに動ける状態にしておくこと
この3つが何より大事です。



少し細かめに解説するけど、怖がりすぎず、まずは全体像を知ることから始めてみてね
そもそも「治安」とは


そもそも治安とは、、調べてみると
「国家や社会の秩序と安全が保たれ、人々が平和で安心して暮らせる状態のこと」らしい。
分かるような分からないような…。といった感じですよね。
でも、ただ一つ言えるのは、治安って幅が広すぎる用語なんですよね。
テロ、紛争、暴動、デモ、誘拐、強盗、銃器、薬物の蔓延、スリ、盗難、詐欺、ぼったくりなど…。
いろんな種類があるからこそ余計混乱しやすい。
なので
- 紛争地域だけど、現地の人柄はすごくよく、みんなで助け合う精神。
- テロ、紛争、暴動はないけど、スリやぼったくりは横行している。
このように、一概に「治安が良い・悪い」では片付けにくいんです。
ということで今回は、、
治安について「ざっくりなんとなく不安」ではなく、以下2つの種類に対策を分けてみました。
| No | 起きること | 対処法 |
|---|---|---|
| ① | 紛争、テロ、暴動 デモ、誘拐、銃器 薬物の蔓延など | そもそも近づかない |
| ② | スリ、盗難 詐欺、ぼったくり 強盗、暴行、車上荒らし | 自分で対策する |



次の章からは①②について詳しく解説していくよ
【前提】紛争地域には近づかない


まず、紛争、暴動、テロなどは、個人の対策だけではどうにもなりません。
よって「紛争地域には近づかない」が吉です。
この紛争地域等の判断方法は「外務省の危険度レベルマップ」が一番わかり易いですね。


右上にレベル1~4(白はレベル0)の色が記載されているため渡航前の参考にしてみてください。
基本的には以下のような判断軸がおすすめ
| レベル0 | 比較的安全 |
| レベル1~2 | テロの兆候がある または政情が不安定化しつつある地域。 |
| レベル3~4 | 実際に紛争や内戦が起きている。 または全国的なテロが頻発し、政府の統治が機能していない地域 |
ここの危険度レベル3,4は避けたほうが良いかなという感じ。
もちろん場所や地域によっても治安は異なるため、レベル0でも油断は禁物ですが、、
あくまで参考程度に捉えておくことをおすすめします。
「紛争やテロなど、自分の対策ではコントロールできない地域は避ける」
これだけは徹底しておきましょう。



外務省マップはスリや盗難はほぼ加味されていないよ。
あくまで紛争等の参考値。
だけど
・命を落としかねない
・コントロール(対策)できない
こういう紛争地域などの観点で見ると、このマップは割と参考になるよ。
海外旅行での治安対策


ここからは、海外旅行での治安対策を紹介していきます。
リスクマップの危険度レベル0~2であれば対応できる対策ですね。
行く前に必要な持ち物
まずはスリや置き引き対策になる防犯グッズです↓
防犯グッズ
| 防犯グッズ | 優先度 | 目的・ポイント |
|---|---|---|
| ファスナー付きバッグ | 高 | 口を閉じられるバッグ。 荷物の抜き取り対策になる。 |
| セキュリティポーチ | 中 | 服の内側に隠せる薄型ポーチ。 貴重品の保管に使う |
| スマホストラップ | 中 | スマホを体につなぐ紐。 ひったくりや落下を防ぐ |
| 小型の南京錠 | 低 | バッグに付ける小さな鍵。 簡単に開けられないようにする |
| ワイヤーロック | 低 | 荷物を固定するワイヤー状の鍵。 持ち去り対策に使う |
| 紛失防止タグ | 低 | 荷物の位置を確認する端末。 紛失時に探しやすくする |
上記で紹介した「防犯グッズ」は無理に全部揃える必要はありません。
場所や必要に応じて活用してみてください。
そしてどれだけ対策しても、確実に盗まれない方法は存在しません。
だからガチガチに固めるよりも、スマホや財布が盗まれたときに対応できるよう「分散」しておくのが超大事。
分散しておくべきものは以下の通り↓
分散しておくもの
| 準備するもの | 優先度 | 役立つシーン |
|---|---|---|
| 予備の現金 | 高 | 財布の盗難・紛失や、カードが使えないとき |
| 予備のクレジットカード | 高 | メインカードの盗難・利用停止・決済エラー時 |
| パスポートのコピー(写真付き) | 高 | 紛失時の警察への届出や再発行手続き |
| 航空券・ホテルの予約情報のコピー | 中 | スマホの紛失・充電切れ・通信障害時 |
| 緊急連絡先のコピー | 中 | スマホが使えない状態で連絡するとき ※保険会社、カード会社、大使館、宿泊先などを控える |
| カードの停止方法のコピー | 中 | カード/スマホを盗難され、すぐに利用を停止したいとき |
| 海外旅行保険の情報のコピー | 中 | 盗難・ケガ・病気で保険会社へ相談や請求をするとき ※証券番号や緊急連絡先を保存しておく |
基本的にスマホの紛失や盗難時に首の皮一枚繋がるアイテムです。
服の内側に隠せるセキュリティポーチなどに分散してしまっておくのがおすすめですね。



カードや現金、パスポートを全部一箇所に集めていると取られた瞬間終わる…。だからリュック、スーツケース、セキュリティポーチなど、どれかがなくしても絶望しないよう分散しておくことが大事
行く前に調べておくべきこと
海外に行く前に、以下情報は調べておきましょう↓
| 調べること | 優先度 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| 国・地域の危険度 | 高 | 外務省リスクマップをみて、渡航を控えるレベルや注意喚起が出ていないか確認 |
| 避けた方がよい地域 | 高 | 危険地区や、立ち入らない方がよい通り・駅を確認する |
| 宿泊エリアの治安 | 中 | ホテル周辺や駅からの道を、夜でも歩けそうか確認する |
| 注意が必要な場所・時間帯 | 中 | 駅、観光地、人混み、繁華街、夜間などを確認する |
| 現地で多い犯罪・詐欺 | 中 | スリ、ぼったくり、偽警官など、よくある手口を知っておく |
| 現地の様子 | 低 | YouTube等でVlogをみておく |
ちなみに、上記すべてを細かく調べる必要はありません。
最低限、外務省リスクマップの危険度&避けたほうが良い地域/通りなどをチェックしておく。
それ以外は、
- どれだけ心配か
- 夜間に移動があるか
など、各々自己判断でリサーチしておくと安心です。



調べすぎるとすごく不安になるケースもあるからバランス見てね
現地で注意すべき場所・場面
実際に現地で注意すべき場所(スリや暴力に巻き込まれる可能性のある場所)を紹介します。
| 注意する場所 | 注意度 | 主なリスク・注意点 |
|---|---|---|
| 夜道・繁華街 | 高 | 人通りの少ない道、暗い裏道、酔客の多い場所は避ける。 夜は徒歩にこだわらず、タクシーなども利用する |
| 電車・バス | 高 | 混雑時や乗り降りの際に、財布やスマホを盗まれやすい。 バッグは体の前で持つ |
| 観光地・人混み | 中 | 写真や景色に集中している間のスリに注意。 貴重品をポケットに入れたままにしない |
| レストラン・カフェ | 中 | テーブルのスマホや、椅子に掛けたバッグを盗まれることがある。 常に体に触れる位置で管理する |
| ATM・両替所 | 中 | 現金や暗証番号が見られやすい場所 暗証番号を隠し、利用後につけられていないか確認する |
| ホテル | 中 | ロビーでの置き引きや、客室に置いた貴重品の盗難に注意。 貴重品を出しっぱなしにしない |
| タクシー・配車サービス | 中 | 非正規タクシーや料金トラブルに注意。 配車サービス(Uber、Grabなど)を利用する |
| 空港・駅・バスターミナル | 低 | 荷物が多く、スリや置き引きに遭いやすい。 荷物から目を離さない |
上記は全部危険というわけではないですが、可能性はあります。
基本日本と同じように過ごさないよう注意してください。
また、場面ごとに注意すべき点もまとめておきますね↓
| 注意する場面 | 注意度 | 主なリスク・注意点 |
|---|---|---|
| 警察官を名乗る人に声をかけられたとき | 高 | 偽警官が財布やパスポートを確認すると言って盗む手口もある。 IDを見せてもらったり、日本の大使館に連絡する旨を伝える。 |
| 署名・寄付・アンケートを求められたとき | 高 | 対応中に金銭を要求されたり、仲間に荷物を盗まれる場合がある。 基本対応しなくて良い。 |
| 知らない人に話しかけられたとき | 中 | 会話で注意をそらし、仲間が盗む手口もある。 不要なら立ち止まらない |
| 写真や動画を撮っているとき | 低 | 周囲や荷物への注意が薄れやすい。 撮影後にバッグやスマホを確認する |
| 地図やスマホを見ているとき | 低 | 周囲が見えなくなり、観光客であることも分かりやすい。 安全な場所に立ち止まって確認する |
| 会計や現金を出すとき | 低 | 財布の中身や現金の保管場所を見られやすい。 必要な分だけ取り出し、人前で大金を数えない |
| 荷物の出し入れをするとき | 低 | 貴重品の保管場所を見られやすい。 人混みではバッグを広げない |
荷物から意識が離れる瞬間などは注意が必要ですね。
また、警察官や知らない人に話しかけられた時ははじめてだと混乱すると思うので
- 行く国ではどういう手口があるのか
- どういう対応が安全なのか
はYouTubeなどでリサーチしておくとより安心かもしれません。



本当の親切で話しかけられるパターンもあるから難しいんだよね、、
ボクは
・旅行者や家族連れだと少し安心
・迷ったら警戒&毅然とした態度を取る
といった対応を取るようにしているよ。
トラブルに巻き込まれたときの対処法
実際どれだけ気をつけていても、トラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
よって、巻き込まれたあとどうすべきか。
その先の対処法を知っているだけで全然違います。
| トラブル | 主な対処法 |
|---|---|
| 強盗・身の危険を感じた | ①無理に抵抗せず、命を優先する ②人のいる店やホテルへ移動する ③安全を確保してから警察へ連絡する |
| 財布・カードを盗まれた | ①カードを利用停止する ②現地警察へ届け出る ③保険用の証明書を受け取る |
| スマホを盗まれた | ①別端末でログインし「探す」機能を活用 ②端末の位置情報確認やロックを行う ③通信会社へ連絡して回線を停止する ④現地警察に被害届を出す |
| パスポートを紛失・盗難された | ①現地警察へ届け出る ②日本大使館・総領事館へ連絡する ③パスポートまたは帰国用の渡航書を申請する |
| 詐欺・ぼったくりに遭った | ①激しく言い争わず、安全を優先する ②レシートや画面などの証拠を残す ③警察・カード会社・宿泊先へ相談する |
| 暴行やケガをした | ①安全な場所へ移動する ②警察・救急へ連絡する ③保険会社へ相談し、記録や領収書を保管する |
すべてを自分だけで解決しようとしない。
警察、ホテル、保険会社、大使館・総領事館など、頼れる場所へ早めに相談するのが大事です。
こういう場合に、アイテムを分散させておくと次の対策が取りやすくなりますね。
あと一番大事なのは考え方だったりします。
どれだけ旅慣れてる人でもトラブルは起きますし運もあります。
万が一起きてしまったときは
- 「じゃあどうしよう」と考える→動く
- 次は〇〇に気をつけないとな。と学びにする
- 命があってよかったと「今あるもの」に目を向ける
こういった考え方ができる人は強いです。



経験を次に活かせる人は強い…!
【大事】治安を恐れすぎない


ここまで治安について細かく解説してきましたが、、
全体の危険性や対応を網羅してしまったため「やっぱ海外怖い…」と思った方もいるかもしれません。
でも、恐れすぎないでOKです。
そして怖がって全部準備する必要はありません。
対策は必要ですが、警戒することばかりに意識を向けると、せっかくの旅行を楽しめなくなってしまいますからね。
日本を含め、絶対にトラブルが起きない場所はありません。
大事なのはリスクをゼロにしようとすることではなく
- 起こりやすいトラブルを知っておくこと
- できるだけトラブルを避けること
- 起きたときに動ける状態にしておくこと
この3つが大切です。
ぜひ最低限の知識を身に着け準備したうえで、海外旅行を楽しんでみてください。
怖いなら治安の良い国を選ぶ


それでも怖いなら、比較的治安が良いとされる国を選んでみるのもオススメです。
治安の良い国は、世界平和度指数(Global Peace Index)が
- テロや紛争
- 殺人事件や暴力の頻度
- 他の市民に対する不信感
なども調査されていて参考になります。
今年は以下10カ国が治安の良い国TOP10に選ばれました。
- アイスランド
- アイルランド
- ニュージーランド
- オーストリア
- スイス
- シンガポール
- ポルトガル
- デンマーク
- スロベニア
- フィンランド
どこも100%安全、スリもない。というわけではないですが、比較的安心していけるスポットなのでおすすめです。



ボクはこの中だと
・アイスランド
・ニュージーランド
・スイス
に行ったことがあるけど、どこも危険性は感じられず安心して楽しむことができたよ。
海外旅行の治安に関するよくある質問 Q&A


まとめ:治安は対策すれば大丈夫


海外旅行の治安が不安な方も大丈夫。
- 危険な紛争地域→行かない
- それ以外→対策する
これだけでOKです。
無警戒でも怖がりすぎてもダメ。
むしろ本記事は少し細かく作りすぎたくらいです。
この中で必要だと思った箇所を取り入れてみてください。
みなさんの海外旅行が安全で楽しいものになりますように。

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